甲州道中分間延絵図
甲州道中分間延絵図
江戸幕府が諸街道の状況を把握するために、道中奉行に命じて作成した詳細な絵地図。 東海道、中山道、甲州道中、奥州道中、日光道中の五街道と、それらに付属する街道地図も同時期に作成した。
「分間延絵図」作成の命が出されたのは寛政年中(1789〜1801)、寛政したのは文化3年(1806)。 現在、東京国立博物館と逓信博物館に所蔵。
絵図には、沿道の主な建造物、問屋、本陣、脇本陣、寺社、一里塚、道標、橋、高札なども描かれている。
猿橋宿 (東京国立博物館 ホームページより)
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猿橋宿では本陣、脇本陣2軒、問屋、高札、心月寺、太神宮(出世大神宮)、諏訪神社、山王社などが見える。