大原村役場/猿橋町役場

  明治4年、猿橋村、殿上村、小沢村、朝日小沢村、藤崎村、小篠村が合併し、大原村が発足した。
  当初は現在警察官派出所がある敷地に設立されたようだ。

  昭和10年(1935)、大原村が町制施行して猿橋町となり、猿橋町役場となったが、昭和12年、猿橋27番地にあった北都留甲斐絹同業組合が大月に移転したので、その建物に猿橋町役場が移転した。

  下の写真は終戦直前、昭和19年か20年、銃後を守る「寿町家庭防火隊」の集合写真。その後は猿橋町役場である。

  昭和29年(1954)、大月町、猿橋町など8町村が合併して大月市が発足すると、町役場は市役所猿橋支所となり、その後、横町(松葉)の猿橋公民館があった場所に移転して現在に至っている。