火災 

 
明治以降、次のような大火が記録されている。
  ・明治22年(1889)         猿橋火災    焼失 8戸
  ・明治31年(1898)1月15日  明治猿橋大火  焼失84戸
  ・昭和15年(1940)5月19日  昭和猿橋大火  焼失100世帯以上

 このうち昭和大火については別ページ昭和大火を参照して下さい。 
  
 
明治大火
  明治31年の火事の詳細はわからない。
  しかしこの火事に遭遇した人の述懐がある。。

  郷土の詩人吉川行雄の著書に、母とらの話として大火の経験を書き綴っている。
  吉川行雄はとらの長男。明治40年に生まれているので、とらの生年は明治10年代と思われる。
     

  明治31年1月、とらまだ結婚前で実家にいた。夜中の火事で、橋際の道を下って川原に逃れた、とある。

    矢崎節夫著「月夜の詩人」より